伝わるお弁当撮影テクニック!

いつも『いきめし』へ美味しい写真の投稿ありがとうございます!

さて、「料理は得意だけど、写真は苦手~!」という飲食店オーナーや、「食べるのは好きだけど、写真は苦手~!」というお弁当購入者の方は多いかと思いますが、ぜひ、壱岐の飲食店の応援につながるように、写真撮影のコツをつかんで、どんどん『いきめし』やSNSにアップして頂ければと思っています♪

ということで、今回は美味しそうなお弁当写真の撮り方についてまとめてみました。

今回、やってきたのは『島の駅 壱番館』!


今回は、ここで『はらほげ』さんの「ハンバーグ弁当」を購入しました!


それでは、買ってきた「ハンバーグ弁当」をいいオフィス壱岐の窓際のテーブルに置きます。


このように料理の写真を撮影する時は、窓際で撮影するのがポイントです。そうすることで、自然光が料理に当たり、照りやツヤが出たり、いい感じに陰影が出るので美味しそうな写真が撮れます。

また、撮影する時の天気は「曇り」がベストで、できれば午前中から昼過ぎまでに撮影するといいでしょう。曇りの日だと、晴れの日の強い光と違い、より柔らかい光になります。


そして、室内光は消してしまいます。「暗くないの?」と思われるかもしれませんが、無理に明るくしなくても、撮った写真がもし暗かったなら、後で明るさ補正をしてあげる方がいいです。

室内光がついていると料理やテーブルに光が反射してしまうこともありますので、室内光は消しちゃいましょう。


そして、明るさを補うため、光を反射させるレフ板やその代わりとなる白紙などを準備しましょう。(ダンボールにアルミホイルを貼ってもOKです!)

今回はA4の白紙を半分に折って、お弁当の手前側に立ててみます。


こんな感じに、紙を立てる位置を色々変えてみることで、外の光がお弁当の手前の部分に当たって明るさを補ってくれます。

白紙なし
白紙あり


上の写真が白紙なしで、下の写真が白紙ありなのですが、ちょっとした光の違いがわかりますか?お弁当手前の影が薄くなり、ポテトサラダとごはんが明るくなっているかと思います。

そして、さらにお弁当写真をより美味しそうに見せるテクニックとして、箸で少し立体的に盛り付け直してあげます。


フタを閉めるために、横になってしまったウインナーやブロッコリーを起こしてあげたり、ごはんやスパゲッティをふんわりと。


2~3分ほどかけて盛り付け直ししてみたので、前後を比べてみましょう。

【Before】
【After】より立体的に


下のお弁当の方が、より美味しそうに見えるかと思います。

ただ、今はごはんにピントが合ってしまっているので、メインのハンバーグがぼやけてしまっています。

写真を撮る時は、「メイン食材」を決めて、そこにピントを合わせたり、その食材を中心に構図を考えましょう。


次は、全体のおかず等が見えるぐらいにグッと寄って、ハンバーグにピントを合わせてみました。

一般的に撮影角度は、人の目線の角度にするといいと言われています。実際に食べる時のイメージを膨らませてもらい、「食べたい!」と思ってもらうためです。

ハンバーグのデミグラスソースに自然光が当たって、照り感が出ていますね。

ここまでの写真はデジタル一眼カメラで撮影していたので、ボケ感がかなり出ていますが、下記はスマホで撮影した写真です。

全体はハッキリ映っているけど…


ボケ感がないので、全体がよりハッキリ見えますが、ハンバーグへの注目度は減っているかと思います。(ただし、スマホの性能にもよります。)

この場合は、Instagramの画像編集でティルトシフトのぼかし機能でぼかしてあげると、一眼カメラに似たような印象になります。


ハンバーグを中心にその周りにぼかしを入れてみると、ハンバーグが浮き上がって見えるようになりましたね。


また、スマホだと真上から撮影しやすいので、構図に困ったら、真上からの撮影もオススメです。


スッキリと、シンプルで見やすいですね。ただし、厚みのある食材や食材の側面を見せたい時には向かない構図になります。


こちらはお弁当を食べる目線の角度で撮影したものです。これもわかりやすいですね。

その他にも、箸やスプーン、飾りの植物を置いてみたり、下にランチョンマットを引いてみたりアレンジしてみてください♪

飲食店の方は厨房で作って、調理台の上で撮影してしまうと、厨房感が出てしまうので、できれば無地の紙などの上にお弁当を置いてから撮影してみてださい。

早く食べたいけど(笑)


お弁当を買った人は、いわゆる「箸あげ」にも挑戦してみてください!より美味しさが伝わるテクニックです♪

それではみなさんの投稿楽しみにしています!!

この記事を書いた人

ikimeshiadmin